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2019年12月 1日 (日)

巨大台風が教えてくれたこと

 ここ数年、自然災害が多く発生している。自然災害とひとえに言っても地震や台風などさまざまであるが、とりわけ大雨や台風に関する水害が頻発していると感じている。特に数十年に一度、50年に一度、命を守る行動をという報道が目立っている。

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九州地方や中国地方は線状降水帯などの豪雨でこれまでに何度となく被害にあっている。今夏も九州北部豪雨もそうであった。とか言っているが、関東に住んでいるのでいる筆者としては他人事の出来事となっている。
 9月の台風15号では千葉県を中心に強風による鉄塔の倒壊と利用者の気持ちに立てない東電の対策で辛い日々を過ごした。鉄道は計画運転を実施し、普段の生活が乱れ、多くの人は初めての体験をしたと思う。1カ月後の台風19号では未曾有の豪雨により、河川の氾濫や決壊が相次ぎ、都内では都市型水害も発生した。
 筆者も始めての体験であったが、安心はしていられない。このような自然界の猛威がこれからも襲ってくるのではないかと直感している。

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(台風後、水が引いた江戸川。護岸がえぐられ、土砂が堆積。ゴルフ場も復旧作業)

Img_5767 (増水した利根川)

 台風19号の時、筆者は仕事であったので職場に宿泊した。職場近くのスーパーでは棚から食料品が無くなり、3・11を思い起こさせた。そんなわけで食事は翌日の昼まで災害用食料となった。真夜中には、避難勧告の情報が何度となく流れ、寝むれない夜だった。一晩明けると新幹線車両基地が浸水し、まるで泥に浸かるサンマを見ているようであり、鉄道や生活道路の寸断、河川決壊などの被害は激甚だと思った。

20191016(東京新聞HPより 浸水した長野新幹線車両センター)

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 台風一過のつかの間の晴れ間。ススキが穂を出し、金木犀の香りが心地よい風にのって、秋が来たよと知らせてくれた。また翌日前線の通過で線状降水帯の被害がでた。

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 台風は海の温度を下げる役割があると耳にしたことがある。ここ数年、台風が発生しても海水温度は下がらないのはなぜだろう。地球温暖化が叫ばれて久しい。地上の気温は下がりつつあるというデータもあるが、海が地上熱をこれまで吸収してきたからではないか。しかし、海は悲鳴をあげている。
 レジ袋有料化やプラスチックストロー廃止など様々な動きがあるが、根本的な生活の転換が求められているようだ。利便性や経済優先を追求してきたしまった今に生きる私たちの責任が問われる。
 「未来を生きる子供たちに」を単なる合言葉にしているだけでは自然の猛威は止まらない。まずは、地球に寄り添わないと生存できない私たちということを認識し、そこから地球の癌にならない暮らしや生き方を描き、そのためのアクションをすることではないかと思う。筆者は呼吸で排出する二酸化炭素量(1年分)を吸収してくれる木を植えていくことにする。来年は「パリ協定」の始動開始年、「未来を生きる子供たちに」元気な森をプレゼントできれば幸せだ。(事務局 塚崎将幸)

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