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2021年9月 5日 (日)

森の生きものたちの社会を覗いてほしい!

 今月は久しぶりに足尾入りができる。憲法9条を大切にしている皆さんに足尾での森づくりの話をする機会があり、話を聞いてくれた皆さんが現場を見たいというので案内することになった。16年前は草地だった急斜面に森が育っている様子を案内できることが嬉しい。多くのボランティアの森作業、それに応えてくれた土壌分解動物たちとの共同作業の様子を案内したい。

2006     2006年の「臼沢の森」

 15年前、森びとインストラクター養成で教えられた「木は根、根は土が命」、その土は土壌分解動物(ミミズ、ササラダニ類)がつくるという現場をみてもらう。その働きぶりを説明するために、約1坪の庭に穴を掘って生ごみを埋めてみた。どの位で土になるのかを試してみた。8月上旬、深さ10cmの穴に生ごみ入れ、5cm位の土を盛った。2週間後に穴を掘り返してみると、卵の殻や野菜類の形はほとんど見えず、大根の皮のみが残っていた。ミミズが2~3匹見えた。5日後には、土を掘り返すと、殆んど土になっていた。ネズミや他の生きものの動きもあったと思うが、改めて土壌分解動物たちの働きの有難さを実感した。

Photo_3        生ごみ

Photo_4      2週間後の土

Photo_5    足の下で働く土壌分解動物たち

 これからの「臼沢の森」は落ち葉が堆積するシーズンに入る。風に飛ばされる落葉もあるが、足尾に皆さんには、忙しくなる森の生きものたちの社会の様子を描いていただければと願う。その恵みで私たちは生存している。

2021082 (東京FC・松井富夫)

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