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2012年3月10日 (土)

地球を俯瞰(ふかん)する視点が必要(!?)

 森びと仲間の紹介で緑の地球ネットワーク(GEO)の20周年記念シンポジウムへ行ったきっかけで、そこにパネリストとしてでられていた松井孝典(たかふみ)さんを知った。宇宙を研究されている方でとても興味深い話しをされていたのがとても印象に残っており、その方が本「我関わる、ゆえに我あり」がでたのを知り、早速、買って読んでみた。

 宇宙の137億年の視点に立つということ、これまで、生命の歴史、40億年という話はよくしていたけども、137億年の視点には、何か、新たな視点を得られたような感じがした。内からの視点では世界は語れないというということをいわれており、地球環境問題を問うにあたって、宇宙からの視点が欠かせないという点に、とても納得した。そして知の体系化が必要ということで、その話の展開がとてもわかりやすく、物理・科学の世界から哲学の世界までの話には目からうろこが落ちるようであった。

小生は先月、転職し、勤め先が変わった。転職して初めて前の会社のいいところがわかる、というのは確かにあると思った。それと同様に(?)、地球環境を語るのには、一度、人間界を離れて考えないといけないというのは真実であると思う。本を読んで、これまでの人間が築き上げた知をもっと知りたいという知識欲がわいてきた。(哲也)

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