“農民の父”として慕われた石碑で誓う
正義と人道のために一身を捨てて尽くす民として慕われる「可児義雄」の慰霊式が4月に行われた。慰霊式には、毎年参加していましたが今年は確認不足で参加できませんでした。そのため慰霊式が終った後に、石碑のある部落の方と自分たち3人で、線香をあげてきました。その後、部落の人と話しをしてきました。
私(戸松)としては、今の農村のあり方が見えてきた気がしました。村人が高齢化している。コミュニケーションを取りづらくなっています。私のところも活動出来る人がかぎられております。小坂のところも来年の法要が気がかりです。
慰霊式に参加する人が高齢化し、これから式が続けられるか、また交流会も続けられるか?小坂鉱山の争議を指導し、41歳で亡くなった後も多くの日音人が碑を立て顕彰している。私たちも心配ごとはあるが、少ないメンバーですがこれからも慰霊式に参加して行くことを改めて誓いました。
その後、村人の方と交流することが出来ました。交流では、同和の組合もOBが、高齢化で慰霊式参加よりメーデーを重視しする方向に向かってきてるように感じる。また、毎年の同和の植樹祭も細越地区全体としてかかわっているのではなく、会社の仕事としてかかわっていること。などが話されました。植樹祭については、村人も「良いこと」と感じているので、しっかり取り組んでいきたい。
5月のゴールデンウィーク後に、同和の会社に今年はいつ開催するのか電話を入れて確認し、わかりしだいメンバーに連絡し、森びと秋田県ファンクラブとして参加していきたいと思います。
そして、同和の鉱業(株)が碑文「誓い」で、『時代は、地球温暖化、資源枯渇、土壌汚染など山積された問題の解決と、自然との共生を望み、大きな変革の時をむかえております。私たちは、大切な次世代の子供たちのために、地元の夢と期待に応える・・・。』という内容を深め、亜硫酸ガスで森が破壊された地で緑豊かな森づくりが次世代の未來をつくるきっかけになっていければと願っています。
<秋田県ファンクラブの高杉さん、戸松さんの報告をもとに作成しました。>
作成者は森びと運営委員 大野です
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