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2012年3月11日 (日)

炭におけない話・自然の水は美味しい

  私の生まれは群馬県桐生市宮本町です。18歳まで住んでいました。実家の裏は少しの畑とお墓がある吾妻山の麓です。その麓から流れる川の清水を飲料水や風呂などに使用していました。その水は保健所で検査をして戴いたところ鉄分が多いものの健康には害がないとの回答を得ており、非常に美味しい飲料水でした。中学時代、野球部に所属していた私は、冬の練習で学校から部員と共に一山超えて我が家までランニングをする。みんな喉が渇いており、夢中で樋から落ちる水を顔を濡らしながら「美味しい、美味しい」と飲み干す姿は滑稽でもある。川から竹を割って給水用樋で家まで引き込んでいるの
で何時、ゴミが混ざっても可笑しくはない。そのごみを避けて水を飲まなければならないのも一芸を要する。

Sumi

「ここの水は美味いよな」と部員は飲む度に言う。水道水しか飲んでいない人達にとっては自然(清水)は美味いはずである。田舎育ちの私も美味いと思うと共に、自然の恵みを享受できることに幸せに感じていた。東京に出て45年、カルキの臭いのする水や刺身類は食そうとは思わない。このカルキの臭いを消すのには,炭が特段のパワーを持っている。多くの方が実行していることですが、容器の中に炭を入れそこに水道水を注ぎ半日もすればカルキ臭は抜けて美味しい水を飲むことができます。また、押し入れや下駄箱に入れれば脱臭剤の役目をします。

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今、私は65才ですが初めて花粉症に罹ってしまった様でなので、木酢液を鼻や顔に塗り治療を開始し少しづつ改善の方向に向かっています。もう実家は誰も住んでいない廃屋で見る姿も有りませんが、墓参りに行くと川の水は少しだけ流ており、昔の様な水量はありませんがお墓を洗い花を刺す注すのに必要な水をどうにか確保できます。このように、水量が減ってしまっているのは里山の手入れがされてない事と、植林が行われてないことに尽きるのではないでしょうか?森づくりをしている一人として自然の恵みを未来の子供たちに残せる活動を元気な内は続けて行きたいと思います。
                                            松井 富夫

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