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2022年10月

2022年10月26日 (水)

職場で温暖化防止のために汗を流す

 私の職場は、伊東市湯川というところです。JR伊東駅からは直線距離では1.5㎞程の所ですが、山登りのように高いところにあります。40年前は歩いてくる人が多かったのですが、今ではタクシーで来ることが当たり前になっています。従って近所に住んでいた2軒の家は今は誰も住んでいません。たった数年ですが、その家に行く道は草木や倒木で上にある道路まで行くことができません。昔はその道を通って中学校まで通っていたと聞きます。近所に人が住まなくなってしまってからは鹿や猪の楽園になってしまっています。1

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 8月に下草を刈っていますが、今は雑草がひざ丈を超えてしまいます。数か月人間の手が入らないだけで通路も雑草でこのようになってしまいますので苦労をしています。

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 また、猪の獣道も多数できてしまいました。道路も猪が崖を登るときに落とした砂利や岩で1m程ふさがれています。人が管理する所でも、人と動物の生活する狭間では増え続けている動物には敵いません。山や里山は、不断に人間が管理することをやめてしまうと動物の住処になります。下草を刈ることで木々は成長し、小さな森を守ることでCO2の削減につながり地球温暖化防止につながれば幸いと思い、日々作業しています。

(神奈川県FC・遠藤政之)

2022年10月 5日 (水)

新たな森ともと共にりんねの森づくり

 10月2日、足尾りんねの森での植樹のため、久し振りに早起きし阿部さんの安全運転で、新たな森とも2名と参加した。今春までいわき市に住んでいた橋本さんは、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭には5回参加していましたが、足尾へは初めてでした。同じく6月から事務所で手伝いをしていただいている岩田さんも初の足尾入りでした。公害で禿山になった現地に立って「なんだこの山は、自然が壊されるとこうなるのか」が2人の最初の驚きと怒りの言葉でした。84a036a2224a491cba28ad825bf1f987

 植樹地はスタッフ、サポーターの皆さんが数か月前から準備をしてくれており、整った砂地と改良地でした。砂地を掘り起こすのに剣スコでは無理でしたので、橋本さんはツルハシで耕す作業を積極的にやってくれました。手がかかりましたが、私たちは苗木1本1本を丁寧に「元気で立派に育って欲しい」と願いを込めながら植えました。次の改良地は、スタッフが穴を掘り黒土と砂を混ぜて準備をしてくれていましたので、周りの草を刈りながらでも大変植え易く助かりました。

F58310a8ffe541cd90ca824dc63f64f5 植樹を無事に終え、かいた汗を拭い、雲1つ無い空の下で美味しい昼食をとりました。昼食後の休憩時間を活用し、家族で参加している親子さんに協力をして頂き、東京板橋区第八小学校開放協力会(はちっこプロジェクト)会長の保田さんから託された児童たちが育てたシラカシ2本を森びと広場の一角に「未来の子供たちの社会が環境に悩まされることなく生きられる様に」と願いを込め植えました。

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Photo_4 岩田さんは、「段取り・準備作業の重要性を学び、これからの事務作業に少しでも活かしていきたい」。橋本さんは「国や企業は利益のため働くものを犠牲にして自然をも壊す。憤りを感じ許せない。」、「この破壊された自然、森を蘇らせる活動に感銘する。今後も参加し活動を担っていきたい」と思いを語ってくれました。

Photo りんねの森の移り変わりと児童たちが育ててくれたシラカシが生育することを楽しみにしながら、地球温暖化を少しでもストップさせる活動を、東京で更に広がることを目指していきたい。

(東京都ファンクラブ 松井富夫)