森の恵みを採り入れます!
6月10日の日本農業新聞のコラムにニセアカシアの記事が出ていました。冒頭には、「花の天ぷらをいただいた。ほんのり甘く、サクサクとしておいしかった。地方によっては当たり前の初夏の味覚」と書いてあり、東京事務所では足尾ではお馴染みのニセアカシアが食べることができることに驚きました。
ある山間地のJA組合長の「こんなにうまいものを知らないなんて。都会の人は・・・」とため息をついたとも紹介をされるほど、食せることは有名なのだと思います。
調べてみたら、ホワイトリカーに漬け込んでつくるアカシア酒は強い甘い花の香りがして精神をリラックスさせる効果があるそうです。
函南の原生林に入った際に、私は「森の中で1日も生活できないのではないか」と言われましたが、ものすごく納得しました。それは森の中にある木の実やキノコなど何が食べることができて、何が食べることができないのかを知らないからでした。
現代はお金があれば、例えばおにぎりやパンを買ったり、おかずを買うことが簡単にできる社会で、私はそこにどっぷり浸かっていました。森の恵みや旬の味などは意識をし、行動をしないとできませんので、まずは次に足尾に入った際は、ニセアカシアの花を摘んで、天ぷらを作って自分の舌で初夏の味覚を感じてみたいと思うのでした。
敬
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