野田さん!もっと自然界に学んでほしい?
昨日(21日)の夜、村田理事、宮原事務局員と11月11日に開催する「第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大」の打ち合わせをしました。その話の中で、「毎日猛暑日が続き、夜は熱帯夜で眠れないね。それにしても電力が不足しているという話はないね。野田さんの大飯原発再稼働判断はなんだったのかねぇー」という会話があった。
今日、『日本農業新聞』のコラム欄を読んでいると昨日と同じようなことが書いてあった。「政府は、夏前、原子力発電がなければ関西電力管内の今夏の電力は15%不足すると言って大飯原発の再稼働に踏み切った。ところが、連日の猛暑にもかかわらず、使用率が90%に迫ったことはあったが、超えてはいない。全国高校野球選手権が始まった8日でも80%程度。もちろん計画停電もなかった。果たして大飯原発再稼働は本当に必要だったのか」、と筆者は述べていた。
まさしくこの通りだ。暮らしの現実を見てみると、多くの皆さんが節電している結果である。この視点に野田総理が立てないところに支持率低下の原因がある。国民の良心に心を動かすのでなく、野田さんの原発再稼働の判断基準は日米の経済界やアメリカ・オバマ大統領との約束にあるのだ。
綺麗な花の周りを舞っている野田さん。花のいのちの未来へ橋渡しをしている蝶のような役割をやってもらいたいものだ。(OWL)
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