森に入って、環境や自然の尊さを体感
7月29日~30日、鎌倉中央公園で(通称“山崎・谷戸”と呼んでいます)小学校4年生から6年生がテント生活と自炊生活、協力農業労働などの一泊の体験生活をしました。参加者は女の子が10名、男の子が5名、公園協会から2名、私たちは3名(うち女性が1名)で、他4名は21時までいました。
感動の場面は、杉の木の年輪が与えてくれました。直径21cm、高さ16mの杉を切るのにあたり、子どもたちに「この木は何歳か?」と尋ねました。子どもたちからは「30歳」「40歳」などという声が出されました。年輪の数を数えながら、お父さんやお母さんのように年齢を重ねていることを話をすると子どもたちは理解してくれました。さらに「長い間生きてきていてご苦労様です」と木に手をあてる姿を見せると、不思議そうに見ていました。
そして、倒す方向、受け口、切り口、安全の確認などをして全員にノコギリをひかせました。木が倒れる方向はピタリでした。その後は枝払いと年輪を調べるグループに分かれました。年輪を調べるグループに来た女の子たちは「すご~い」という言葉の連発で、きれいに年輪が出ていたことに興奮気味でした。1人の女の子は残した方の木を40cmくらい切り落としたら「欲しい」と言うので、どうぞと言うと「本当~」と喜びの声をあげてくれました。3人がかりで山から下ろし、自分のテントまで運んでいきました。
翌日、日傘をさして迎えに来た母親が子どもに共鳴を受けていた。日傘を子どもに渡して、丸太にひもを付けて持ちやすくしておいたが、自分で抱えて子どもと帰っていった。母親もすごい人でした。
(こーちゃん)
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