グレタさんとの連帯行動は誰でも、どこでもできる
11月のある日、10月の大型台風19号で被害を受けた方の救援ボランティアを行ってきました。その方の家は埼玉県上尾市にあり、家の近くには川が流れていました。庭にはヘドロが堆積していました。ボランティアは私ばかりでなく、多くの方々が行っていました。すべてのヘドロを除去しようと頑張りましたが、ヘドロは半分残ってしまいました。
ヘドロの除去作業をしながら、まさか埼玉県内で大雨の被害が出るとは思っていなかった自分が恥ずかしくなりました。「異常気象だなぁー」という程度の意識でいた自分を発見できました。
私は温暖化を何とかできないかと足尾で森づくりを手伝っています。15年間で育てた森は小さな森に育っていますが、私の温暖化に対する意識と行動は育っていませんでした。亡き岸井成格理事長は「温暖化防止は待ったなし!」と言っていましたが、その”待ったなし!”がアクションだということになっていませんでした。
スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんのメッセージとアクションを見ていると、その実践性を学ばなければと思います。各国の一部首脳は彼女をツイッターで批判していますが、地球の衰弱という事態に対して、「友だちファースト」を第一にする政治は許せません。地球は全ての生きものたちの共有財産ではないでしょうか。一国の首脳が「友たちファースト」のために独占、支配してはならないと思います。
グレタさんと連帯するアクションはどこでも出来る気がします。地球は森と生きる私たちの具体的アクションをを待っていると思います。現場に起って自分を見つめなおすことの大切さを実感しました。(事務局・福澤 猛)
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