仙台市荒浜小学校傍に遺す森と生きる心
1月25日、私たちはコロナ感染に注意して三役会議を行い、今年の活動計画を話し合いました。結果は、4月16日に総会を開催し、新生「森びとプロジェクト」としてのFCに再編することにしました。その上で、これまでの森づくり活動を継続し、具体的には、仙台市荒浜・名取市「いのちの森」の育樹(補植・除草)活動を、5月、6月、7月、9月に実施することにしました。
FCメンバーは、一本でも多く山に木を植えるために、ポット苗づくりをしています。厳しい寒さで枯れてしまう苗もありますが、ポット苗を育てていると自然環境と人の命のつながりが身に染みてきます。一時の人間の傲慢な活動は、やがて人の命の危機に戻ってくることを肌で感じています。
全ての生きものたちの命を育むことのできる本物の森を再生できればと思います。10年前の東日本大震災で被災した荒浜小学校浜傍の森づくりは、未来を生きる子供たちに森と寄り添うことの大切さを心に植えられるようにと願い、私たちは森の防潮堤をすすめています。(宮城県FC 林 雄一)
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