自然環境の変化についていけない暮らし
今年は、温暖化の影響を身近に感じています。秋田の地で4月上旬に桜が開花しました。これまでは春のゴールデンウイークに開花し、桜の北上を楽しみにしている観光客は東北の桜と酒を楽しんでいました。観光業は勿論、仲間たちとの花見の予定が狂い、何かと今までの日常についていけません。
ここ数年の間に気温が上昇していることで樹木、山菜、動物までもが活動を早めているようです。自然環境の変化に素早く適応しているのを見ると、人間は大丈夫かと思ったりします。私たちは木を植えて森を育てていますが、自然環境の変化に向き合っていく私たちのスタンスとそのための活動が大事な気がしています。
上の写真のタラの芽は自分の山林で伐採しました。昨年は何者かによって収穫出来ませんでしたので、今年は早めに伐りました。大きくなりすぎて上の部分を切り落としたタラの木です。コナラには椎茸のコマを植えこみ、さらに今年は、ナメコのコマも植えこみました。
このような事をやっている私は、「珍しい人だ」と近所の方々から見られています。そんなことではありますが近所の方々とは楽しい時間を過ごすことができています。
森が作ってくれる恵みに感謝しながら、いつまでもこのような生活が続けられるように森を育て、そのことを通じて仲間たちとの出会いを大切にしていきたいと思っています。(秋田県FC・船木藤典)
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