自然界の力に励まされて南房総市の森づくり
8月末、10月の活動計画の現場を見てきました。千葉県南房総市の花嫁街道を歩き、第二展望台付近まで登ってきました。街道の途中には草が腰くらいまで伸び、道に覆いかぶさっていました。一昨年の台風の影響で木が倒れ、木々の隙間から太陽の陽が差し込み、草がイキイキしていました。
森の中では、風で落とされた木の実が落ち、そこは陽が地上に差し込んできてことで、実生が元気に育っていました。自然界の元気度とその循環のひとコマをみることができました。また、8月の大雨で道は土砂が流れ、歩きづらくなっていました。
道の周りの木々は、一昨年の台風で根元から倒れ、台風の猛威の恐ろしさを実感しました。その他に気付いたことは、木の幹に小さな穴から木くずみたいな粉が出ていました。木が衰弱して、そこに虫が穿孔し、その時に出された木くず(粉)ではないかと思いました。この木を見上げると、葉は茶色くなっていました。「ナラ枯れ」調査をした当時のことを思い出しました。
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