継続は力なりを実感
6月17日、宮城県ファンクラブは、今年2回目の育樹作業を行いました。1ヶ月ぶりの名取「いのちの森」は、草が生い茂り生長の勢いに驚かされます。この日は30.2度と気温が上昇し、こまめな水分補給と休憩を取りながら、仮払い機による草刈り・下草の除草・17樹種80本の補植を行いました。
森の中ではヒサカキが実を付けていました。ヤマグリ・シロダモ・ヒサカキと徐々に実を付けた樹種が増えてきました。まだ実生は出ていませんが、いずれ実生が出てくることを期待しています。
東日本大震災の津波で被災した荒地に、広葉樹の幼木を植え、毎年草刈りと補植を行ってきた小さな「いのちの森」で、みどりの生命力と再生力を実感することができます。
世界では、人間が化石燃料を消費し、CO2を排出し続けて海と大地を温めてきた結果、大雨や干ばつ、熱波が頻発しています。一たび災害が起きると、私たち人間はその脅威に怯えて生きていかなければなりません。宮城県ファンクラブとして、育樹活動を継続しつつ、これ以上地球に負荷をかけないためにどうしていくのかを話し合っていきます。(報告:宮城県FC・林雄一)
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