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2025年6月

2025年6月29日 (日)

「いのち」を守る森になってきました

    6月28日、宮城県ファンクラブは今年最初の育樹作業を行いました。Dsc01357    名取市閖上の「いのちの森」は、木製の防風柵の腐食が進み、作業の時危険なため、仙台営林管理署に撤去を要請していましたが、この冬撤去が完了しました。

Dsc01352    周りが松だけの中で、「いのちの森」の広葉樹林が、いっそう際立ってきました。森の入口でタヌキが現れ、生態系が豊かになりつつあります。また、背丈は伸びていませんが、ヤブツバキが実を付け、着実に根付き生長しています。

Dsc01354    6月なのに、真夏日が当たり前になり、この日も31度を超える気温の中、こまめな水分補給と休憩を心掛け、仮払い機による草刈りと50本の補植を行いました。

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(報告:宮城県ファンクラブ・林雄一)

2025年6月 6日 (金)

「日光城山・ふるさとの森」の草刈りを行いました!

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 6月2日(月)栃木県ファンクラブは、日光板橋・城山の植樹地の草刈りを行いました。

 5年前の10月、小雨の中で17種1000本の苗木を植えた場所です。地元の大和木材・福田社長のご厚意で、杉などの針葉樹を伐採した跡地に広葉樹を植えました。

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  5周年の区切りに企画した草刈りですが、8人の皆さんが集まってくれました。その中には、ケガで長らく療養していた鎌田さんの元気な姿があり、群馬県から松村(宗)さんも参加してくれました。やっぱり鎌田さんは、この姿がピッタリ!皆んな大喜びです。

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 今日の作業は、これまで通りのお昼までの作業。篠竹を刈ることをポイントにスタートしました。隣接する登山道の草を刈る人、沿道沿いのサクラの回りを奇麗にする人、藪のような中に突入する人と作業を進めます。

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 植樹地には、足尾のような草はほとんど生えていませんが、その代わり杉、檜の実生苗、カシや榊類の切り株から芽を出したもの、ウルシ類などが藪を形成しています。

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 サクラの木は、太さを増しています。毎日城山に登っている近くに住む女性に話を伺うと、「河津桜の咲き方が悪かったが、それ以外の桜は楽しめました。心が和みました。」とおっしゃっていました。

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Dsc089471(ソメイヨシノ 4月13日撮影)

Dsc089801(シキザクラ 4月13日撮影)

 作業の合間に経口補水液を飲みながら、鎌田さんから近況報告をして頂きました。森びとも高齢化していますので、真剣に耳を傾けて教訓としながら、回復を喜び合いました。

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 最後に、気づいた問題点・今後の課題等を出してもらいました。

①半日作業ではなく、お弁当持ちで午後作業もしてはどうか?

②植えた木以外は最大限伐採したほうが良いのでは?

③集中日を設けて、一気に整理しては?

④急で滑りやすいので、下から攻めたほうが良い。

 等々の意見が出されました。

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 栃木県ファンクラブとしても検討を約束し、加賀事務長からは、コロナ問題を境に停滞しているファンクラブ活動を活発化させ、メンバーの拡大、対面総会の実施等を約束して散会しました。

 皆さんご苦労様でした。森作業の参加者は、

鎌田、山本、本間、松村(宗)、橋倉、加賀、福原、山田の皆さん。

(報告:橋倉喜一)