てれんこてれんこと森を歩いてきました
ちょこっと前の話ですがGWは雨の合間に、新潟県は加茂市にある粟ヶ岳という山の森を歩いてきました。
この時期は、山裾の初夏のような柔らかい清々しさから始まって、高度を上げるに従って少しづつ季節を逆戻りできるのがいいところ。特に雪国では低い山でも四季がぎゅっと詰まっている気がします。麓では山桜が散って展葉したばかりの新緑の中にミツバツツジが華やかに、やがてタムシバ、オオカメノキの白い花が遅くやってきた春を演出してくれます。
複雑に鳴いているのはオオルリでしょうか。遠くにツツドリが、それに呼応するようにジュウイチが独特のリズムでBGMを奏でています。主役の木がミズナラからブナに変わるあたりから、少しづつ早春の妖精たちがちらほらと。ここではイワウチワやカタクリ、ショウジョウバカマが目を楽しませてくれていました。
あいにく時間の都合で山頂までは行けなかったのですが、山の上は雪も残っていてまだ晩秋~冬の頃合いなのでしょう。今年はいつもより少し暖かいのかもしれません。去年の同じ時期より春が少し上にありました。。。
それにしてもこの時期の山は萌え萌えとして何とも言えないですねー。もし梅雨前にどこか!と思っていたらふるさとの森がオススメです~
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この山からは写真のように日本海が見渡せます。そして、左の方にしばらく行くと、いまをときめく柏崎原発(何故か東京電力)があります。どうやら東電の(どなたかの?)再建として、この原発再稼働が前提となっているようですね。
もしそこで何かがあればここの森はいったいどうなるんだろう・・・。
大きすぎるエネルギーはいらない。自然とともに生きよう。仕事帰りにつけた金曜ロードショーのナウシカをみながら、そんなことを思ったりしちゃったのでした。(くろちゃん)
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