気候変動とウイルス感染の猛威に向き合う
オリ・パラ延期が決定した途端、新型コロナウイルス感染が首都圏で広がった気がする。それはともかく自分の命と健康維持のためには感染予防と感染を拡げない「目配り、気配り、心配り」(「三配り))の実行が大切だ。
そのために、感染気配の察知と防御を心得ておきたい。そのひとつは、感染気配は味覚と嗅覚を効かせて、味や臭いの微妙な変化を見逃さないようにしたい。変化を感じたらためらわずに医療機関に行って検査することだ。「三配り」は家族や親族、そして友人・知人さらには世界の人々にもできることを配っていきたい。
ウイルスに国境はなく、人間の作ったグローバル市場経済のスピードに乗ってウイルスは世界を駆け巡っている。地球が「灼熱の地球」になってしまうと、凍土や氷柱内の見えない新型ウイルスが動き出すかもしれない。
私たちはこのような地球上に生きている一員として、生活現場と労働現場を見直す岐路に立たされているのかも知れない。そのヒントは生態系サービスが持続可能な平穏な地球と暮らし方(政治と経済)への変革なのかもしけない。(理事 高橋佳夫)
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