未来の命をつなぐ日光板橋「城山の森」の苗木たち
森びと県ファンクラブの皆さん、森ともの皆さん、今年もよろしくお願いします。
昨年10月17日、私たちは日光板橋・「城山の森づくり」で苗木1,000本を植えました。それから3ヶ月が経ちましたので、先週23日(土)、栃木FCメンバー4人は現地を見てきました。
城山に着くと、あいにくの曇り空で日光連山は雲に隠れていました。雨や雪もチラついていました。こんな天気は苗たちにとっては嬉しい恵みの雨のようでした。
苗木を見ると、冬芽らしきものが芽吹き、根もしっかり張っているようで安心しました。心配していた動物による被害も無いようです。5年後の花や紅葉を地域の方々と楽しめることを願いました。その上、癒し効果ばかりでなく、土砂流出を防ぎ、二酸化炭素吸収にも頑張ってくれることを願いました。これからもそんな活動を継続していくことを決意しました。
稜線を登っていると、日光森林組合が植えたモミジとサクラの苗木に付けていたピンクのリボンが花に見えていました。息を切らしながら登って約15分、城山頂上443.3ⅿに到着。ハイカーの方が弁当を広げくつろいで休憩していました。
この地はかつて板橋城があった城跡です。登山道入り口にあった案内板を見ると、1500年代に武蔵国豊島郡板橋(現在の東京都板橋区)から板橋将監親棟(いたばししょうげんちかむね)という武将が北条氏の命で派遣されてきたことから、この地が板橋と呼ばれるようになったそうです。まさか東京の板橋と関係があったとは思いませんでした。頂上にはあずまやがあり、石垣の遺構なども見えます。晴れた日には雄大な日光連山や反対側には宇都宮の古賀志山も木々の間から見ることができます。
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