夏の大雨、冬のドカ雪と高齢化と向き合う時代がやってきた
今年はドカ雪で地方の課題が深刻です。私の住む山形県新庄市は空き家が増えて、積もった雪を下ろすにも順番待ちです。お金を支払って雪下ろしを頼むのですが、シルバーセンターや高校生のボランティアも苦労しているそうです。雪国地域のひとつの問題になっています。私の父は90歳を過ぎていますが、今年のドカ雪は3日間で一気に雪が降りましので、一人で雪かきをしました。転がって軽いケガをしました。大事にならなくてよかったのですが、高齢化とともに一気に降るドカ雪が地域社会の冬の大きな問題になっています。
日本海の水温が高くなっていることが要因で、10年前頃からの冬はドカ雪とカラ(空)雪になっています。今までのような冬の「日常」生活では春を迎えることが難しくなってきそうです。地球温暖化は夏の大雨による洪水と冬のドカ雪の暮らしを脅かし、その上、地域の高齢化とも向き合っていかなければなりません。今年はコロナ禍での暮らしですので、その向き合い方も神経を使います。こうした豪雪地域の問題も木を植えながら話し合っていきたいと思います。
アメリカでは大寒波でマイナス30℃の生活を強いられていますが、私はそんな体験はありません。世界中の気候が危機的になっているこの頃です。こんなことも地方の地域で話し合っていきます。(山形県FC・荒川浩二)
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