森や海の恵みを無駄にすると鬼が怒るぞ
私の住む秋田県でも雪解けがすすんでいます。山形県ファンクラブでも白鳥の北帰行前の様子が紹介されていましたが、たんぼの籾殻を一生懸命食べている秋田県の白鳥の数はすごいでしょう。コロナ禍の自粛と我慢の生活を強いられている自分にとっては、白鳥の様子がうらやましいです。
大震災から10年が経ちましたが、大震災の被災者、原発事故による避難者の気持ちを考えると、私たち森びと県ファンクラブとして何かできないかと、仲間たちと話し合っています。
下の写真はさくらと栗の木です。キノコの菌を植え込み、なめことしいたけを収穫します。私の春の日課のひとつです。雪のある季節にチェンソーで伐りました。キノコも共生する木を選びます。菌糸の宿になる木々との共生が、やがて私たちの栄養に結実します。
春の海の幸、野の幸を愉しめない福島県の一部の皆さんを悔しさを思うと、大地と海も森を元気にできれば思います。秋の「鎮魂復興市民植樹祭」でお会いできることを楽しみにしています。(秋田県FC・船木藤典)
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