シニア世代が地域で遺したい持続可能な生存基盤
蒸し暑い日がいつの間にか長袖シャツを着ないと肌寒いと感じるようになり、野ではヒガンバナが咲き始め、秋の足音が聴こえ始めました。草木は実を付けて、様々な生きものの命を支えているようです。人間社会では、コロナウイルスと向き合う生活と異常気象に怯えるという不安が消えない日が続いています。 なんとかこの不安から解放できないものかと、茨城県FCの大津さんと私で話を積み重ねています。県では「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ」に向けてどんな対策をしているのかと、難しい課題に向き合っています。 東日本大震災・フクシマ原発事故から10年が過ぎましたが、隣の福島県では放射能汚染でいまだに故郷に帰えれない方々の気持ちになると、原発に頼らない生活ができる環境はどうしたらよいのかと、この難問に頭を悩ましています。 原発に頼らない生活の実現には、私たちの今までの生活観を見直すことから始まると思っていますが、その前提である私たちの生存が危ぶまれている地球を健全にする視点からも原発問題を考えなければならないと思います。 おりしも衆議院選挙を迎えますので、これらの問題に対しては有権者としての向き合い方を地域の方々と話し合う場をつくり出していきたいと話し合っています。(茨城県FC 済賀正文)
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