生活の当たり前を振り返り、できる事をやる
先日、近くの公園を歩くと大型台風の影響で緑色のどんぐりがたくさん落ちていた。 地球温暖化の影響による異常気象は、人間や動食物に生存を阻むような時代に追い込んでいる気がする。この1年間だけでも、今までの気象レベルをはるかに越えた気温の変化、強風と大雨そして雷、巨大化する台風が発生し、各地で観測記録を塗り替える事態になっている。それによる災害の規模や範囲も甚大となり、今までに体験したことがない規模となり、私たちを脅かしている。人間が富と豊かさを求めた結果、自然環境を不健全にし、私たちの生存を危うくしている。 以前、足尾の荒廃地で植樹を行って感じたことは、壊わした自然環境を甦らすためには想像を絶する時間と労働力そして財源がかかるということだった。それも人間だけの力ではそれは実現できないことであり、そこには土、微生物、草木と生きものたちの働きがなければならないことも学んだ。 この当たり前な考え方が日常の生活のベースになれば、「地球温暖化STOP!」への道はきり拓けるのではないかと思う。大気中に溜まってしまった二酸化炭素をこれ以上多くしないことが求められている今日、今を生きる一人として、少しでも身近で何かできることをやっていきたい。(神奈川県FC・城本和利)
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