真鶴半島の森の中で”ハチドリの一滴”を決意
先日、近くの公園を散歩していると、散歩路が銀杏の葉が落ちて黄金色の絨毯のようになっていました。秋の深まりを落ち葉が演出し、冬本番を迎える前の穏やかで暖かなひと時を感じました。 神奈川県FCは、先月、「山と心に木を植える」を合言葉にして活動をスタートしました。その一員の私は、「ハチドリのひとしずく」のように、自分にできることを淡々と継続していけることが好きです。 そんな気持ちをもって、活動の第一弾として保安林を散策してきました。小田原藩が萱原だった真鶴半島には江戸辞退に植林された15万本の松が魚つき保安林の中に生きています。歴史的には、江戸の大火によって大量の木材が必要になり、伐採後に植えられたそうです。
この魚つき保安林を散策してきました。360年前に人工的に育てられた森でも、魚つきの森と言われているように、森林がつくりだすミネラルや腐殖酸による栄養塩類の吸収能力が高められ、海の生き物の住みかとなる森(海藻)が育ち、地球のすべての生きものの基盤を健全にしている様子が感じられました。 この森には、スプリンクラーが設置されており、これからも豊かな森を守っていました。改めて森と暮らす大切さを感じました。再スタートをきった神奈川県FCですが、その一人として、待ったなし!の地球温暖化STOPへの暮らしを切り拓いていきたいと思います。以前やっていたどんぐり拾いから苗づくり、そして大地にその苗を植える活動を再スタートさせていきます。この活動に賛同してくれる仲間に呼びかけて、来年の足尾「里親植樹」に参加していく意思が固まった一日でした。
(神奈川FC 鈴木正雄)
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