職場で温暖化防止のために汗を流す
私の職場は、伊東市湯川というところです。JR伊東駅からは直線距離では1.5㎞程の所ですが、山登りのように高いところにあります。40年前は歩いてくる人が多かったのですが、今ではタクシーで来ることが当たり前になっています。従って近所に住んでいた2軒の家は今は誰も住んでいません。たった数年ですが、その家に行く道は草木や倒木で上にある道路まで行くことができません。昔はその道を通って中学校まで通っていたと聞きます。近所に人が住まなくなってしまってからは鹿や猪の楽園になってしまっています。
8月に下草を刈っていますが、今は雑草がひざ丈を超えてしまいます。数か月人間の手が入らないだけで通路も雑草でこのようになってしまいますので苦労をしています。
また、猪の獣道も多数できてしまいました。道路も猪が崖を登るときに落とした砂利や岩で1m程ふさがれています。人が管理する所でも、人と動物の生活する狭間では増え続けている動物には敵いません。山や里山は、不断に人間が管理することをやめてしまうと動物の住処になります。下草を刈ることで木々は成長し、小さな森を守ることでCO2の削減につながり地球温暖化防止につながれば幸いと思い、日々作業しています。
(神奈川県FC・遠藤政之)
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