震度6強の地震と向き合う心構え
天災は忘れないうちにやってきました。10年前の東日本大震災の余震と言われていますが、先月、我が家は震度6強の地震に見舞われ、屋根瓦が落ちるなど家屋の損壊があり、被害は前回を上回りました。多くの皆様から心強い激励や心配の連絡をいただき、後片付けの励みになっております。10年前から、非常持出袋、飲料水・食料・ガソリン・灯油・木炭の備蓄をしていました。断水は3日間続き、不自由な時がありましたが、現在は、普段の生活に戻っています。
森づくり用のポット苗は強い揺れで、バラバラになってしまいました。すぐに元に戻し、育苗に支障がないようにしています。片付けはボチボチやっていていますが、作業場や納屋の被害は解体する判断をしなければなせない程にひどく、屋根の修復を行いながら解体の見積もりを検討してもらっています。
食糧は冷凍してある物を1週間分備蓄してあり、町の水道が止まっても自宅の水道を備えているので安心。地震発生時は電車の中にいましたので、翌日朝まで車内に閉じ込められました。被害は新地と山元町が酷いようだと応援に来てくれた親戚が言っていました。
当県ファンクラブの方は仙台市近辺に住んでいる方が多いので、大丈夫でした。自然の力を侮らずに、いざという時の非常用備品を備え、命を第一にした避難生活の心構えが大事でありました。また、親せきをはじめ、仲間の皆さんからの激励、支援が被災者の気持ちを元気にしてくれることを改めて有難く思っています。(宮城県FC・林雄一)
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