「脱炭素社会」を目指して!森びとプロジェクト第3回総会開催。
本日6月26日(日)、東京都文京区の林野会館会議室において第3回総会を開催しました。12時過ぎには外気温は35度に上昇し、受付を済ませた正会員の皆さんは6月の異常な暑さに気候の変化を口にしていました。
総会は新型コロナウイルス感染予防を考え、総会参加にあたっての県外移動を減らすため、林野会館会議室とオンライン参加の正会員をZoomで繋ぎ開催されました。
13時、大野運営委員の司会で総会が開会。総会には正会員365名中311名の参加(委任状含)があり、会員の3分の1以上の参加を確認し成立が宣言されました。
議長に加賀春吾さんを選出し、議事進行が行われました。中村幸人代表より主催者あいさつをいただき、以降、議事次第に基づき第1号議案:2021年度活動経過報告(森作業を動画で見ていただきました)、第2号議案:2021年度収支決算報告、会計監査報告を行い、承認をいただきました。
引き続き第3号議案:2022年度活動方針案、第4号議案:2022年度予算案が提案され、各県で森づくり活動や温暖化防止に向け地域の皆さんと活動を進める会員の皆さんから発言をいただきました。
太平洋沿岸での森の防潮堤づくり(宮城県荒浜・名取市)、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援、足尾での里親植樹に参加しての思い、森林セラピーや森に生かされていることを感じる森の「エコ散歩」・森の案内、森びと各県ファンクラブ間の交流など1年間の活動を振り返り学んだことや、今後の目標などが発言されました。
会場内にはオンライン参加の会員がスクリーンに映し出され、会場とスクリーン内の一体感を感じながら12名の正会員から発言をいただき2022年の活動方針を豊富化していただきました。
運営委員会からの答弁を行った後、第3号議案、第4号議案の承認が確認され、第5号議案:運営委員、会計監査の選任を行いました。今総会で、中村幸人代表、太宰初夏運営委員が退任し、新たに桜井勝延さんが新代表に、大山博延さんが運営委員に選出されました。中村幸人さんは植生アドバイザーとして私たちの森づくりに助言を頂きます。
今年度は森びとのアクションプランをまとめて、政府や行政等に意見を届けていきたいと思います。森づくりに関しては、昨年度に引き続き「里親植樹」を実施し、「りんねの森」づくりという植物遷移を観察できる森づくりを開始し、第1回7月10日、第2回20日に植樹を実施します。
やれることは小さいことですが、やっていくことは「脱炭素社会」を生き抜くために、地球全体のシステムを調整する機能を健全にしていく“いのちの森づくり”です。
第3回総会に参加された正会員の皆さま、見守ってくれた賛助会員の皆さま、森ともの皆さま、活動を支えて下さったすべての皆さまに感謝申し上げます。森びとプロジェクトは今年度も、山と心に木を植えていきます。
(副代表 清水 卓)
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