2012年12月15日 (土)

ホンモノの人間関係を見ました

昨日は山崎誠さんの応援のためにポスティングをしてきました。

何と兵庫県西宮から夜行バスを使い、応援に来た方もいらっしゃいました。

話をうかがうと、祝島では上関原発建設反対を行っており、そこに応援しに来たことが縁で、今回応援に来られたそうです。

うわべだけの関係ではなく本当に山崎誠さんを応援しようと自分の時間とお金を使って来る生きざまを粋に感じてしまいました。(敬)

2012年12月14日 (金)

命を奪う放射性物質にさようならできる暮らしへ!

 

Pc143220


 横浜市内でコナラやクヌギの落ち葉を踏んで枯れた落ち葉の葉脈が折れる音を聞いた。この音を聞くと想いだすことがある。小さい頃、冬休みに入る前の日曜日には里山に入って枯れっ葉集めをしていた。背負い籠に枯れ葉を入れて牛小屋に運び、牛の寝床用の敷き葉とした。庭先では堆肥づくり用に藁の囲いに枯れ葉を積んだ。

 

 今日、枯れ葉を踏んだ先にはマンション群があり、ここで日本未来の党から立候補した山崎誠氏が卒原発などを訴えていた。一緒に山崎選挙応援をしていた女性は、「この付近では農薬の匂いがする」と言っていたので驚いた。なぜ分かったのですかと訊くと、「家庭農園をやっているので」と言ってくれた。肥料などを購入するために店に行くと、そこには農薬が置いてあるので分かるらしい。何の匂いなのかが分からないと、何の疑問もなく親は子供たちとこの辺で遊んでしまっている。

 

Pc143222


 匂いもなく見えない放射性物質は危険だ。いのちを奪うこの物質を暮らしと社会から無くそうと訴えている山崎さんを、今日はそのご婦人と応援してきた。(OWL)

 

 

 

2012年12月13日 (木)

“森と旅する暮らし”の幕は自分で開ける!

Pc132955  「日本人はおかしいなあー」と言う声が目立つ。昨日、スタッフの鎌田さんも「このままでは日本は大変な方向へ行ってしまう気がするなあー!」と言っていた。それは衆議院議員選挙中盤情勢が「自民党が過半数?」という新聞報道を読んでの感想だった。

Pc133203  昨夜、山形県の友人に電話して、選挙状況を聞いたが、ここでも原発推進傾向にある自民党の元気がよいという。民主党から立候補している候補者の泣き言が聞こえたりして元気がないという。自民党が声高に叫んでいる公共事業拡大で景気回復策がそうさせているのではないかと思っている。

Pc132954 フクシマ原発事故によって仕事やふるさとが奪われ、家族がバラバラにされた事などが他人事になっている気がする。冷静になってできることをやり抜こうと思う。残された選挙期間にいのちの未来を捧げたい。明日はポスティングだ。(owl)

Pc133209

2012年12月 9日 (日)

寒さの中でも脱原発を訴える思いは必ず響く

 今日は森びと神奈川県ファンクラブ3名は日本未来の党から立候補した山崎誠さん(神奈川7区・南関東ブロック)の応援に行きました。午前中は、公選ハガキへの宛名書きをしました。話をすることと身体を動かすことが得意のTさんにとっては、黙々と行う作業は苦労をされていたように映りました。

 午後は横浜市営地下鉄センター南駅頭と港北TOKYU S.C.横での街宣行動に行きました。市民からの山崎誠さんへの応援メッセージを言う場がありましたので、買い物を楽しむ市民の方々へ山崎誠さんの脱原発を訴えて26年の思いや原発に頼らなくてもこの夏は乗り切れたこと、いつ襲う地震大国日本に危険な原発はいらないことを訴えてきました。今日は休日なので、親子連れの方々が多く通るのですが、立ち止まる方が少なく、チラシも受け取る方が少ないと無関心な方が多いのかなぁと印象を持ちました。

 今回の選挙の争点は間違いなく「原発」であり、昨年の3月11日の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により、いまだに自宅に戻れない方が多くいらっしゃいます。また、目に見えない放射能の被害が数年後・数十年後に出てくる恐れもあると言いますし、1年9か月しか経っていないにも関わらず、もうあの事故を忘れてしまったのかと悔しく思います。この期に及んで再稼働と言う党は本当に被害に遭われた方の立場に立っているのでしょうか。先の国会では東日本大震災の復興予算が関係のないところに使われていることも話題になっていましたが、山崎誠さんは超党派での「復興予算奪還プロジェクト」の一員としても現地に入り、精力的に活動されていた方です。選挙の時だけ「脱原発」「反原発」と訴えているニセモノではなく、間違いなくホンモノの方です。

Dscf0621
 山崎誠さんの選挙を支えているのは、女性や学生を中心とした方々で、労働組合などの組織的基盤を持たない草の根市民運動で地道に活動をされています。山崎誠さんの誠実さやゆるぎない信念に共感する人が増え、支援の輪が広がっているのだと思います。神奈川7区で脱原発のうねりを作るために、できることをやり抜き、またお手伝いに行きます。(敬)

2012年12月 5日 (水)

私たちの未来・子どもたちの未来のために行動します

11月11日開催の第5回「森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大」が終わったと思ったら、衆議院解散。

そのような中で、森びとで有名な今日は山崎誠さん(神奈川7区 横浜市港北区・都筑区)の出陣式に行ってきました。横浜市営地下鉄センター北駅には、みどりの風の4人の方々も応援に駆けつけ、聴衆を引きつける4人の女性議員の演説に感心するとともに、山崎さんのこの闘いにかける熱い意気込みが伝わってきました。

山崎さんは今年の東大・安田講堂でのキャンパスフォーラムにも駆けつけていただくとともに、昨年から行っている会津での炭による樹勢回復実証調査にも何度も現場に入り、熱心に活動をされる方です。

神奈川県でいうと、丹沢や藤野でのブナ枯れの調査に一緒に現場に入って調査活動をさせてもらいました。

Cimg1368_3

また、足尾で開催しています「ふるさとの森づくり」にも参加をいただき、多くの皆さんと交流を図っているイケメンです。

Cimg0201

これまで「脱原発」をずっと訴えてきた姿勢は一本筋の通ったホンモノであると思いますし、未来ある子どもたちの将来のためにも絶対に原発は必要ないし、大人の責任として政治に無関心ではいけないと思います。

この夏、原発がなくても生活は可能でした。情報が多い中、日本の未来のために、何が正しく何が間違っているのかをしっかりと真実を見極めて行動したい。(敬)

2012年9月24日 (月)

故郷と生きる希望を奪う一部企業に、喝!

P9072408  南相馬市の復興計画の重要なひとつであるいのちを守る森の防潮堤予定地は市の小高区も含まれる。この区の井田川行政区には63世帯251人が生活していたが、昨年の震災と原発事故で約9割が被災し、20人が亡くなった。海抜0㍍にある田んぼには、浪江町のダムから水を引いていた。このダム底の土からは1㌔当たり26万ベクレルの放射性セイウムが検出されている。この井田川のほぼ全域が災害区域になる見込みだという(毎日新聞より)。地域の方々はこの地域で住むこともできず、農業もできる状況でない。震災と原発事故は故郷を奪ってしまった。

P9162432  ところが、高台に住もうとしている被災者の土地を奪おうとしているのが一部企業だと言う。市民・町民・村民に高台に住んでもらおうと、市町村はその街づくりを進めているが、一部企業が高台のその土地を高値で買収している、という(9/20日付・毎日新聞)。

P9072413  被災者の多くは1年半も経った今も生活の糧が奪われ、その上、高台に住もうとするとその希望も奪われてしまっている。奪っているのは一部企業の経営哲学と傲慢姿勢だ。企業の社会貢献なんて、所詮、金儲けの宣伝なのか。報道機関も土地を買い占めている会社名を明らかにしてほしいものだ。(OWL)

P9172439

2012年8月22日 (水)

野田さん!もっと自然界に学んでほしい?

 

P8202363


 昨日(21日)の夜、村田理事、宮原事務局員と11月11日に開催する「第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大」の打ち合わせをしました。その話の中で、「毎日猛暑日が続き、夜は熱帯夜で眠れないね。それにしても電力が不足しているという話はないね。野田さんの大飯原発再稼働判断はなんだったのかねぇー」という会話があった。

 

P8162319


 今日、『日本農業新聞』のコラム欄を読んでいると昨日と同じようなことが書いてあった。「政府は、夏前、原子力発電がなければ関西電力管内の今夏の電力は15%不足すると言って大飯原発の再稼働に踏み切った。ところが、連日の猛暑にもかかわらず、使用率が90%に迫ったことはあったが、超えてはいない。全国高校野球選手権が始まった8日でも80%程度。もちろん計画停電もなかった。果たして大飯原発再稼働は本当に必要だったのか」、と筆者は述べていた。

 

P8162304


 まさしくこの通りだ。暮らしの現実を見てみると、多くの皆さんが節電している結果である。この視点に野田総理が立てないところに支持率低下の原因がある。国民の良心に心を動かすのでなく、野田さんの原発再稼働の判断基準は日米の経済界やアメリカ・オバマ大統領との約束にあるのだ。

 

綺麗な花の周りを舞っている野田さん。花のいのちの未来へ橋渡しをしている蝶のような役割をやってもらいたいものだ。(OWL)

P8202344


 

 

 

2012年8月 8日 (水)

森に入って、環境や自然の尊さを体感

 7月29日~30日、鎌倉中央公園で(通称“山崎・谷戸”と呼んでいます)小学校4年生から6年生がテント生活と自炊生活、協力農業労働などの一泊の体験生活をしました。参加者は女の子が10名、男の子が5名、公園協会から2名、私たちは3名(うち女性が1名)で、他4名は21時までいました。

  感動の場面は、杉の木の年輪が与えてくれました。直径21cm、高さ16mの杉を切るのにあたり、子どもたちに「この木は何歳か?」と尋ねました。子どもたちからは「30歳」「40歳」などという声が出されました。年輪の数を数えながら、お父さんやお母さんのように年齢を重ねていることを話をすると子どもたちは理解してくれました。さらに「長い間生きてきていてご苦労様です」と木に手をあてる姿を見せると、不思議そうに見ていました。

1286_20120806_001

 そして、倒す方向、受け口、切り口、安全の確認などをして全員にノコギリをひかせました。木が倒れる方向はピタリでした。その後は枝払いと年輪を調べるグループに分かれました。年輪を調べるグループに来た女の子たちは「すご~い」という言葉の連発で、きれいに年輪が出ていたことに興奮気味でした。1人の女の子は残した方の木を40cmくらい切り落としたら「欲しい」と言うので、どうぞと言うと「本当~」と喜びの声をあげてくれました。3人がかりで山から下ろし、自分のテントまで運んでいきました。

 翌日、日傘をさして迎えに来た母親が子どもに共鳴を受けていた。日傘を子どもに渡して、丸太にひもを付けて持ちやすくしておいたが、自分で抱えて子どもと帰っていった。母親もすごい人でした。

(こーちゃん)

 

2012年8月 7日 (火)

“命を愛惜し、身を削って弱者に与える配慮、自然に対する謙虚さ”

P8071299  昨日から今日にかけて両親の介護をしている。朝6時半頃、玄関で話す声を聞いていると、自家から1㌔以上も離れている方からキュウリが届き、お袋がお礼に干物を差し上げている話であった。80歳過ぎの両親を気遣っての朝取りのキュウリである。

実家に帰ると老犬と散歩をするで、いつものように散歩に出た。両親の健康維持にビーグル犬と暮らすのにようにしたのだが、80歳過ぎた現在は散歩に出かけると「菜々」(犬の名前)に引きずられてしまうのでそれは出来ない。いつもの道を散歩をしていると慣れ親しんだ里山にはクリが実を付けていた。南相馬市の防災林用の苗木にできればと思った。

朝食に両親と南相馬市の防潮林づくりの話をし、潮水に強いカシワの話をした。昭和30年代には一家に1木のカシワがあったものだが、今は柏餅を作らないのでカシワの木は伐られている、という。そこで近所の旧家、母の実家にも電話をしてカシワを探すことにした。

P8071300

ペシャワール会報NO112号が事務所に届いたので中村さんのメッセージを読んだ。会報には、昨年の事業報告が載っていたが、中村さんは昨年を振り返って「自然とは人の運命をも支配する摂理であり、人の意識の触れることができない一線を画して厳存している。・・ともすれば、科学技術が万能で、人間の至福を約束するかのような錯覚に陥りがちではなかっただろうか。また自然を無限大に搾取できる対象として生活を考え、謙虚さを失っていなかっただろうか。・・必要なものは多くはない。恐らく、変わらずに輝き続けるのは、命を愛惜し、身を削って弱者に与える配慮、自然に対する謙虚さである。現地事業がその思いに支えられる限り、恐れるものは何もない」と、私に勇気とやる気を与えてくれた。

P8071303

月一度の両親介護をしているが、それが生活の一部にして暮らしている弟には頭が上がらないし、感謝である。その上、弟は狭い田圃で毎年美味しい米を作ってくれている。今年は、その藁を秋にいただいて南相馬市の森づくりと苗づくり用のマルチングにする。何もかも支えられていることに感謝だ。自然社会も人間社会も支え合うことで成り立っているようだ。

支えられていることを肝に銘じているならば、未来を生きる命の源である森との付き合い方は、中村さんのう言うとおりだ。人間の欲もほどほどに、暮らしも経済もほどほどにしていかないと自然からのしっぺ返しに多くの命が奪われる。しかし、原発を推進する政治や企業等に対する厳しさはほどほどであってはならない。67年前のアメリカ軍による日本人への原爆投下攻撃も原発推進も絶対に繰り返してはならない。

今日は立秋だ。沢風が秋の気配を届けてくれる日も近い。(OWL)

2012年7月29日 (日)

世田谷いのちの森づくり植樹祭のご案内

世田谷区在住の森とも、「どんぐりスト工房」(世田谷に植え隊!!)さんから、9月9日(日)にある世田谷植樹祭の案内がありましたのでご紹介します。当委員会の最高顧問・宮脇昭が指導し、世田谷区・毎日新聞などが主催する植樹祭とのこと。参加者・ボランティアを募集していますので、興味のある方は世田谷に植えたいのホームページをご覧ください。

世田谷に植えたい!!ホームページ

個人的なことですが、足をけがしてしばらく山にも森にも近づけない状態がつづきました。松葉杖の不自由さが身にしみ、周りの皆さんの優しい心遣いを感じた2ヶ月間でしたが、やはり山の空気が吸えないのはなかなかしんどいものでした。本日、久しぶりに足尾にはいりましたけれど、やはり山・森・自然はいいですね!来週は森びと「夏の会」(まだまだ募集中です!!)楽しみです~(くろちゃん)