暮らしの基本は食べること?
今日も冷え込みました。朝の気温は零下15度でした。雪の結晶が朝陽に反射して小さな星のように輝いていました。山道を歩くと道はカチカチに氷って歩きづらいので、このような時には雪が残っている上を歩きました。雪の森散策の後に昼食を食べました。
今日は七草がゆを食べてみました。セリ、ナズナ、ハコベラ等の七草はスーパーで売っていましたので、それをお粥に混ぜ合わせただけでしたので春は感じられませんでした。
ビニールハウス栽培の七草ですから、セリやナズナの香りは殆ど感じられませんでした。
いのちから食事を考えてみると、食材や調理方法が大事になってくると思います。満腹になれば良いというのでなく、いのちを基本にすると「食べることは生きる基本」になりますね。風邪をひいた時にニンニクを使ったおかずを作って食べると、身体の血が動くようなことが感じられます。
セリやナズナの香りそして食感を感じられるのは、旬の春にそれらを体感したからでしょう。幼年時代にはビニールハウス栽培は盛んでなかったので、野菜はいつも旬の時季に食べられました。この時期に、臭覚と味覚が身体に染みこんだと思っています。今では有り難く思っています。
散策の途中、ニホンカモシカ、イノシシ、野ウサギ、リス等の足跡が目につきますが、厳冬を生き抜く動物達のいのちの鼓動が感じられました。(写真上:5日・足尾のロッククライミング・OWL)
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