精一杯の背伸びをした温暖化対策を突き付けられました
足尾町・銀山平を流れる庚申川。その水辺にひっそりと佇む九輪草(クリンソウ)が今満開となって、赤やピンクの輝きを放っている。しかも、昨年よりも群生地を広げ、力強く生きています。
他方、人間は、コロナ・コロナと右往左往して政治も経済もガタガタになってしまっています。収束の展望は見えず、その上、温暖化が進めば、永久凍土の中から未知のウイルスが出現してくるのではないかと心配です。
森びと栃木県ファンクラブは先月、異常気象の元凶となっている地球温暖化の危機を、もっと広く地域へ拡げられないかと思い、森びとプロジェクトが作成したアンケートを取り組むことにしました。
私は、アルバイト先の皆さんに協力してもらいました。狭い行間に自分の考えを沢山書いてくれた方がいましたので、それを読んで私はとても嬉しく思いました。アンケート結果では、殆どの人が自然環境の変化、気候変動を気になっていました。しかし、生活の中ではその対策は皆無であり、税金の使われ方や行政の施策に関しても把握していないようでした。
意見を伺って感じたことは、温暖化は気になってはいますが、何をすればよいのか分からないようで、結局は政治家任せになっていることでした。改めてアンケートの意味を噛みしめ、精いっぱいの背伸びをして、友人知人に木を植えることを呼びかけていくことにつなげていくことの大切さを思い知らされました。(栃木県FC・橋倉喜一)
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