未来を生きる米国の友と長いお付き合い
明後日は衆議院議員総選挙。有権者の私は8月の横浜市長選挙からずっと投票の事を考えています。緑や森が溢れる未来、温暖化にブレーキをかける社会になってほしいと。海を越えた米国では温暖化対策を推し進めるバイデン政権が誕生しました。この大統領選では、バイデン候補の温暖化対策を支持する若い世代の影響があったと言われています。 2016年の友だち
2016年と2019年に足尾へ訪問してくれた米国ミシガン大学のレズリ―教授の研究室の皆さんを長年サポートされているアシスタントのエミリーさんに、大統領選時の若い有権者(学生)の大統領選での取り組みについて聞きました。
彼女は、「日本でも近々、とても重要な選挙が行われるようですね。大学のキャンパスは、若い有権者に(選挙のための)登録をしてもらうには最適な場所です。そのために、登録運動やソーシャルメディア(SNS)を使ったキャンペーンを行ってきました。前回の大統領選挙では、選挙の数カ月前から週に5日間、選挙前の数か月にわたりキャンパス内で学生の登録を行ったこともありました。アメリカの若い世代は、自然保護と投票を結びつけて考える傾向があります。彼らは、私が彼らの年齢のときに知っていたよりも、自分たちの住む世界について学んでいるようで、様々な意味でよりよい世界を目指しています。日本では若い人たちの感覚は違うのでしょうか?」との返事が届きました。ちなみに、米国では有権者名簿が正確で最新の状態であることを確保するために、州によって定期的に有権者登録を行う制度があります。
エミリーさんのコメントを聞き、私は、自然を大切にする事と投票が結びついているという事に関して、私の学生当時を振り返ると反省するばかりです。私の周りで働く若者たちにも未来のことを真剣に考えている方々を見受けます。先日、期日前投票を行いました。投票所に並ぶ有権者の表情から、マスク着用ではありますが皆さん少しワクワクしている様に見えました。未来を生きる私たちのために、エミリーさん達との出会いを大切にしていきたいと思います。
(運営委員・太宰初夏)
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