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2023年7月

2023年7月28日 (金)

うだるような暑さの中での森作業

 本日は、7月最後の育苗場での森作業となりました。今週は、30℃以上を超える真夏日となり、人間にとっても苗木にとっても危険極まる暑さでした。7月1日、15日の2日間、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会による2回の除草作業が延べ100名近い市民ボランティアによって育樹・環境整備がされ、苗木も大きく森へと生長しつつあります。引き続き9月2日、16日の2回、除草作業の計画が予定されていますので、全国の植林ボランティアみなさんをはじめ参加・協力をよろしくお願いします。

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 すでに苗場は、30℃を超す暑さのため日差し除けにテントを設営し、打ち合わせを行いました。作業はポット内の草取り、周辺の草刈り、ポット内への培養土の補充・追肥、枯れ木の整理等を分担し、手際よく行いました。うだるような危険な暑さの中での作業のため、こまめな水分や塩分補給をしながら30分作業しては、休憩をとるようにお互いに確認し作業を進めてきました。

2023728_4 2023728_5 <苗場周辺にはオニユリが咲きほころび暑さも忘れさせ癒されました>

2023728_7 2023728_8 7月1日、15日に森びと宮城県ファンクラブからプレゼントされたシロダモ、ヤマザクラ、アラカシ、シラカシ等の400本の苗木の育樹のため、ポット内の草取りと培養土の補充、追肥を行いました。(道中内スタッフ、宮城県ファンクラブの林代表も汗だくになっておこなっている写真です)

2023728_9 <炎天下での草刈り作業にも熱中症に気を付けて作業をする岩橋事務局>

 休憩タイムでは、岩橋事務局が用意してくれた冷たい麦茶を飲みながら打ち合わせを行いました。東城さんから、苗場に行く途中に松林代表の自宅に寄って再会してきた報告があり、松林さんからは「極めて元気で経過もよいのですが、今日の作業は猛暑のため無理せず休養します。み皆さんも熱中症等には十分に気を付けて作業にあたってください。ぜひ皆さんにお伝えください」と言うことでした。
2023728_10<自宅前で元気よく話す松林代表、みなさんには大変ご心配おかけしました>

2023728_11 2023728_12 常に水撒き作業には、いかにポット内に水がしみわたっているのかのチェックがポイントですのでたっぷり水撒きを行いました。

2023728_13 渡部顧問から、ジャガイモの差し入れがありました。いつも取れたての野菜ありがとうございます。

 これからも真夏日が続きますので水撒き対策については、気象情報等を見ながら岩橋事務局との連携をし取り組んでいきます。。
2023728_14 本日の参加者は、渡部顧問、小川事務局、岩橋事務局、、道中内スタッフ、東城スタッフ、森びと宮城県ファンクラブの林代表でした。

 暑い中、大変お疲れさまでした。次回の作業は8月10日(木)9時30分雫育苗場です。

            (報告 東城敏男)

2023年7月27日 (木)

”松木で花見”の森ともが、暑い街の友を呼ぶ!

 猛暑の中、今日は熱い街と言われ全国に名を轟かせた群馬県伊勢崎市から、4人の皆さんが足尾・松木沢を訪れました。

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Dscn9161 4名の皆さんに呼びかけてくれたのは、今年の春に「松木の花見」に参加をし、会員になってくれた地元の高橋さん。以前、アマチュアカメラマンの中野さんと知り合い、森びとに紹介をしてくれました。(下の写真中央が中野さん右が高橋さん)

 ”友が友を呼ぶ”広がりに、嬉しさいっぱいです。

Dscn9162 高橋さんの手料理や4人の皆さんの差し入れで楽しい昼食時間を過ごしました。皆さんからは、「松木は涼しい。伊勢崎では39℃にもなるんですよ!」と話され、今年の異常気象を嘆いていました。

Dscn91654人から寄せられた感想を紹介します。

①、山は緑が当たり前と思っていました。土も草の種も人が背負って運び揚げ、ようやく木が植えられたとのことに驚きました。木は人に対する恩恵を沢山もたらしていることを学びました。

②、今日は銅山の事、植樹の事、知らなかったことを沢山学ばせていただきました。森びとの皆さんの力で緑が増えていることに感動しました。中々できないことですね。

Dscn9166③、足尾には初めて来ました。小学生の頃、銅山のことは勉強しましたが現場に来て見て、人々の努力で緑が多くなり、風景や空気が素晴らしく感じる自然に感動しました。

④、森びとの合言葉「山と心に木を植える」が心を打ちました。松木沢の「みちくさ」から東西南北を見渡すと、森、裸の山、50年以上たっても木が育たない山も。何とも言えない感情を持ちました。

 今回は暑さの為、充分な案内が出来ませんでしたが、「エコ散歩in足尾」を考えていくうえで参考となる感想を頂きました。4人の皆さんは、紅葉の時季にまた訪れることを約束し、暑い街に戻っていきました。

 報告は、栃木県ファンクラブ・橋倉喜一でした。

2023年7月15日 (土)

小雨の中、快い汗を流しながら第8回植樹会場の除草作業をする。

 7月 15日、9時から今年度2回目の植樹祭実行委員会主催の除草作業が開催されました。参加者は、市役所の方々や市民の皆さんなど約40名が参加し実施してきました。今回の除草場所は、原町区萱浜地区の「第8回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」会場(令和2年開催)でした。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3年ぶりの除草作業となり、植樹地の草は伸び放題でした。応援隊から2名と宮城県ファンクラブから林代表が参加しました。

 今日は朝からの小雨模様でした。気温25℃、湿度100%と少し蒸し暑い日でしたが参加者の方々からは「快い汗をかいた」と久しぶりの森作業に笑みを浮かべていました。

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 除草作業開催にあたり、実行委員会より農林整備課 佐藤課長があいさつを述べられ、続いて担当者から作業の注意点が述べられました。その後、除草作業に移り、途中休憩を取りながら約2時間の除草作業を行ないました。今日は福島民報社から取材があり、火曜日の新聞に掲載されるとのことです。

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 除草作業に参加した方に感想をお聞きしました。「初めて除草作業に参加し、苗木を育てるためには除草作業が必要だと感じた。」「今回2度目の除草作業参加で、暑い中の作業でしたが充実感・達成感を感じました。」などの感想が話されました。

 作業終了後、参加者で記念撮影を行ない、2回目の除草作業は無事に終了しました。参加した皆さんありがとうございました。

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 除草作業終了後、雫育苗場に戻り、宮城県ファンクラブから苗木を受け取りました。苗木はヤマザクラ80本、シロダモ80本、アラカシ40本、計200本でした。宮城県ファンクラブの皆さんありがとうございました。

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 次回は、9月2日(土)9時からを予定しています。友人・知人をお誘いいただき、除草作業への参加をお願いします。本日の参加者は、渡部顧問、宮城県ファンクラブ林代表、筆者・岩橋でした。

 (報告 事務局・岩橋 孝)

 

2023年7月 1日 (土)

心地よい汗を流し、第10回植樹祭会場の除草作業をする。

7月1日、9時から今年度初めての南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会主催の除草作業が開催され、参加者は市役所の方々や市民の皆さん約50名ほどでした。1 今回の除草作業の場所は、昨年開催された小高区塚原地区の第10回植樹会場でした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実に3年ぶりの除草作業となりました。応援隊から3名の参加と宮城県ファンクラブから林代表が手伝いに来てくれました。今日は昨日の大雨と違い、曇りで気温27℃、湿度88%とかなり蒸し暑い日でしたが、参加者の方々は「心地よい汗をかいた」と言っていました。2

3_2 除草作業に参加した方々の感想をお聞きしました。「参加者が少なかったのではないか?」「市職員の人たちが一生懸命作業してくれた」「初めて宮脇方式の植樹を見て感動した」などの感想が出されました。

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 除草作業終了後、参加者全員で記念撮影を行ない、第1回目の除草作業は無事に終了しました。5 除草作業終了後、雫育苗場に戻り、宮城県ファンクラブからの苗木のプレゼントを受領しました。苗木はシラカシなど4種類200本でした。宮城県ファンクラブの皆さんありがとうございました。

6 今回の除草作業に参加して頂きありがとうございました。心より感謝いたします。次回は、7月15日(土)9時から原町区萱浜地区の第8回植樹会場を予定しています。友人・知人をお誘いご参加ください。

 本日の参加者は、渡部顧問、東城スタッフ、宮城県ファンクラブ林代表、そして筆者でした。 

 (報告:事務局 岩橋 孝)